すいんぐのうら

Big Band Jazz CD Review Site

The 51st Yamano Big Band Jazz Contestについて その2

昨日はサドハドの事しか書かなかったので、それ以外の感想をつらつらと。

 

  • ライトは挾間美帆さんアレンジ。いつもの如く緊張感が凄まじい。この方のアレンジ、山野で演奏されると必ず優勝をかっさらっていきますよね。今回もコンテスト形式だったらどうなっていたのか興味深いところ。というかE年F年とニュータイドでアレンジして連続で最優秀賞取って自身もソリスト賞取ってるとかいろいろとおかしい。「ぼくのかんがえたさいきょうのやまのぷれいやー」的なやつなのか。
  • 日大リズムと東工大ロスガラの2大ラテンバンド、ドラムがどちらも女性なんですね。このご時世別に女性ドラマーは珍しくないとはいえ、この二つのバンドで揃ったのがなんとなく面白い。
  • ところで、フルバンで女性比率が少ない3大楽器はドラム・ベース・ギターで間違いないと思うのですが、その中で女性ギタリストが圧倒的に少ないのはなんででしょ。ソロをバリバリ取っている人なんて僕の記憶には存在しないし。実在したら映えるだろうなー。幼少期に「けいおん!」を見てあずにゃんに憧れてギターを始め、なんとなく道を踏み外してフルバンへ進んだ女子が出てきたりはしませんかね?
  • 北海道大学琉球大学が参加しているってのはオンラインならではですね。日本は狭いとはいえ広いですから。そしてそれを言い出すともはや日本に限定する必要もなくなってくるような。ここはやはりマサイ族の勇士で作られたビッグバンドにも参加してもらわねば。令和にアストロ球団ネタなんて誰がわかるというのか。
  • とはいえ日本の学バン文化ってかなり独特だと思うんですよね。優勝を狙うバンドはプロのアレンジャーにオリジナル曲作成を依頼して15分の演奏のために1か月程度集中して曲を作りこんでいくとか、他国でここまで力を入れているところってあるんですかね?
  • と考えると山野の功績って果てしなく大きいんだなあと、改めて思った次第。
  • というわけでお布施をしよう
  • あれ、最初と同じ話に戻った。