すいんぐのうら

Big Band Jazz CD Review Site

The 51st Yamano Big Band Jazz Contestについて その3

山野のクラウドファンディングは結局目標未達で終わったようで残念無念。

 山野に出場したバンドが延べ2,000(山野のサイトからざっくり計算)、1バンド18人として2,000×18=36,000人、複数回出場してる人もいるだろうから単純に2で割って約18,000人はOB・OGが存在するという計算になるので、山野税として一人100円徴収すれば目標達成できるのですが、そのためには日本の法律を変える必要があるのでまずは総理大臣を目指すところから始めてみるのはどうか。誰が?

 まともな話をすると、過去のCD化されていない音源の購入権を特典として付ければ熱心な山野ファンはそれなりに上乗せしてお布施するんじゃないですかね? 例えば俺とか。エンディングが斬新すぎて演奏終わってからしばらく拍手が起きなかったと噂の23rd 慶應ライトのNebbia 〜 Footprintsとか色々と聴きたい音源は多いのですよ。久しぶりにONJ版聴いてみましたが、なんでこれを山野でやろうと思ったのか不思議になる前衛的っぷりでした。だが、それがいい。そしてこれ、もう30年前の曲なんですね。今から20年後に聴いても同じような感想になると思うので、「前衛的」の意味するところの「時代に先駆けていること」の時代は永遠に訪れない気がします。

閑話休題

古い音源は著作権的に難しいかもですが、そこらへんクリアになっているはずの39th以降であれば山野の中の人の頑張り次第でいけるような。ただ、俺と同様の人種がどれだけ存在しているのかはなんとも言えず。

 ソリスト賞取ったけどバンド自体は入賞していないところの音源とかもっと日の目を見ても良いと思うんですけどね。過去にはInterFMでソリスト賞受賞曲を入賞バンド以外の特別枠として放送したりしてましたが、毎回そういう機会があるわけでも無いですし。43rdのラジオ放送を録音したものがPCに残っているのですが、そこに入っている日医ミッドのVoiceとか激熱なわけでして。もはや聴く方法が人づて以外に存在しないのがもったいない。もったいないお化けが出る程度にはもったいないと思います。

もったいないお化け」のネーミングの安直さに思いをはせながら今日の項目終わり。これは約40年前か…。