すいんぐのうら

Big Band Jazz CD Review Site

同志社大学 ザ・サードハード・オーケストラ2020 ラストライブ

本番当日は予定が合わずに聴けなかったのですが、クラウドファンディングのリターンが届いたのでやっと堪能できました。

サドハドのラストライブにはいつか行きたいとずーっと思ってはいたものの距離の問題で結局行けなかったのが、こういう形で聴くことが出来たのはコロナ禍での数少ない恩恵の一つですね。

・山野曲(New Era)の別バージョンが聞けて嬉しい。サドハドの山野曲としては、過去10年で最高と言われた2018年に匹敵する出来栄え、と思わずボジョレーヌーボー的なキャッチコピーを付けなくなるぐらいにはお気に入り。

・録音の関係で山野版よりもピアノの音がはっきりと聞こえるのも良い感じ。Asソロのバッキングでオリジナルのフレーズ入れていたのに気付かなかった…。最後にドラムソロが追加されていてお得。

・最近のフルバンを全然追えてないので知らない曲が極めて多い中、「川踊り」や「西側」を聴くと安心感を覚えるコンテンポラリーフルバン老人世代。というかBob CurnowのRiver Dance持ってくるあたりは僕の考えるサドハド的には意外な選曲。だがそれもいい。

・管楽器の歌心とカラオケの上手さってあんまり関係ないのね。

・皆さん仲良さそうで何より。若いっていいよね。

・毎年思うんだけど、メンバーが変わっても看板となるソリストと鉄壁のリズム隊が必ず揃うのはどういう原理なんだろう。京都の水と土が良いのか?

というわけで2021年も楽しみです。

シン・エヴァ見てきた

公開初日の朝イチで見てきましたよ。

何はともあれ冬月先生の中の人が元気なうちに、無事に完結できたことが目出度い。御年85歳ですってよ。いつものように解説してましたね。冬月先生とリツコさんの便利キャラっぷり半端なし。

四半世紀前のアニメなのに、主要キャストは全員現役ってのもすごい話ですな。レイの中の人なんて半ばレジェンド級になってますし。

円盤出たら僕的には国民の三大義務と同レベルで課せられるものなので買わないという選択肢は無いのですが、義務を置いておいても家でじっくりと見られる日を楽しみにしています。Qももちろん買いましたが。Qはなぁ…。

Qといえば2012年に映画を見に行った際、上映前に水分と取りすぎて途中で尿意を我慢できずに一時離籍するという痛恨のミスを犯したのですが、その反省を活かして今回は極力水分を取らずに行ったら見事作戦成功となりました。Twitterで流れてくる情報がネタバレよりも「尿意に気をつけろ」的なものが多いあたり、年齢層やら時の流れやらを感じて興味深く思ったり物悲しくなったり。

ちなみにQの離籍中の内容を同行者に後で確認したところ、シンジ君とカオル君のホモ連弾のシーンで見なくてもストーリー的には影響が無い、との事でした。そして、あれはあれでシンエヴァまで見ると一応伏線になっているのが衝撃的。そうか、トイレなんぞに行ってる場合ではなかったのか…。

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

コロナ禍で延期になっていたのが3月8日上映と突然発表がありました。25年前に毎週水曜日夕方のテレビ東京にてリアルタイムで見ていた身としては当然準備万端で見にかねばならないのですが、そのためには諸々の調整が必要となるのですよ。

そもそも、延期前の公開日がちょうど僕の誕生日で、これ幸いと奥さんに「映画見に行きたいので誕生日プレゼントとして半日外出権を要求します」と申請したのですよ。カイジでの1日外出権が500,000ペリカなので、半日外出権であれば250,000ペリカなのです。現在の価値に換算すると25,000円である。(古谷徹ボイスで)

回答としては、「子供の寝かしつけを終わらせて22時ぐらいに家を出れば都心でやるであろう0時開始の最速上映を見ることができて、その後朝の電車で帰ってくれば子供の朝ごはんに間に合うよね」。

いや、確かに半日外出はしているけど…!

利根川先生に「半日外出は許可するが、今回まだその時と場所までは指定していない…! そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい…!」と言われた気分です。そして僕が「ぐにゃあ…」となるところまでテンプレート。

そして結局映画は延期になったので半日外出権は執行されることもなく、ついでに言うと特に奥さんから他に誕生日プレゼントを貰うこともなくここまで生きてきましたが私は元気です。25,000円相当の誕生日プレゼントなんて高価すぎますよね!

そんなわけで3/8ですよ。幸い平日のため半日有休を取って見に行けば良いという結論に(僕の中で)なったので我が家に平和が訪れました。めでたしめでたし。

The 51st Yamano Big Band Jazz Contestについて その3

山野のクラウドファンディングは結局目標未達で終わったようで残念無念。

 山野に出場したバンドが延べ2,000(山野のサイトからざっくり計算)、1バンド18人として2,000×18=36,000人、複数回出場してる人もいるだろうから単純に2で割って約18,000人はOB・OGが存在するという計算になるので、山野税として一人100円徴収すれば目標達成できるのですが、そのためには日本の法律を変える必要があるのでまずは総理大臣を目指すところから始めてみるのはどうか。誰が?

 まともな話をすると、過去のCD化されていない音源の購入権を特典として付ければ熱心な山野ファンはそれなりに上乗せしてお布施するんじゃないですかね? 例えば俺とか。エンディングが斬新すぎて演奏終わってからしばらく拍手が起きなかったと噂の23rd 慶應ライトのNebbia 〜 Footprintsとか色々と聴きたい音源は多いのですよ。久しぶりにONJ版聴いてみましたが、なんでこれを山野でやろうと思ったのか不思議になる前衛的っぷりでした。だが、それがいい。そしてこれ、もう30年前の曲なんですね。今から20年後に聴いても同じような感想になると思うので、「前衛的」の意味するところの「時代に先駆けていること」の時代は永遠に訪れない気がします。

閑話休題

古い音源は著作権的に難しいかもですが、そこらへんクリアになっているはずの39th以降であれば山野の中の人の頑張り次第でいけるような。ただ、俺と同様の人種がどれだけ存在しているのかはなんとも言えず。

 ソリスト賞取ったけどバンド自体は入賞していないところの音源とかもっと日の目を見ても良いと思うんですけどね。過去にはInterFMでソリスト賞受賞曲を入賞バンド以外の特別枠として放送したりしてましたが、毎回そういう機会があるわけでも無いですし。43rdのラジオ放送を録音したものがPCに残っているのですが、そこに入っている日医ミッドのVoiceとか激熱なわけでして。もはや聴く方法が人づて以外に存在しないのがもったいない。もったいないお化けが出る程度にはもったいないと思います。

もったいないお化け」のネーミングの安直さに思いをはせながら今日の項目終わり。これは約40年前か…。

The 51st Yamano Big Band Jazz Contestについて その2

昨日はサドハドの事しか書かなかったので、それ以外の感想をつらつらと。

 

  • ライトは挾間美帆さんアレンジ。いつもの如く緊張感が凄まじい。この方のアレンジ、山野で演奏されると必ず優勝をかっさらっていきますよね。今回もコンテスト形式だったらどうなっていたのか興味深いところ。というかE年F年とニュータイドでアレンジして連続で最優秀賞取って自身もソリスト賞取ってるとかいろいろとおかしい。「ぼくのかんがえたさいきょうのやまのぷれいやー」的なやつなのか。
  • 日大リズムと東工大ロスガラの2大ラテンバンド、ドラムがどちらも女性なんですね。このご時世別に女性ドラマーは珍しくないとはいえ、この二つのバンドで揃ったのがなんとなく面白い。
  • ところで、フルバンで女性比率が少ない3大楽器はドラム・ベース・ギターで間違いないと思うのですが、その中で女性ギタリストが圧倒的に少ないのはなんででしょ。ソロをバリバリ取っている人なんて僕の記憶には存在しないし。実在したら映えるだろうなー。幼少期に「けいおん!」を見てあずにゃんに憧れてギターを始め、なんとなく道を踏み外してフルバンへ進んだ女子が出てきたりはしませんかね?
  • 北海道大学琉球大学が参加しているってのはオンラインならではですね。日本は狭いとはいえ広いですから。そしてそれを言い出すともはや日本に限定する必要もなくなってくるような。ここはやはりマサイ族の勇士で作られたビッグバンドにも参加してもらわねば。令和にアストロ球団ネタなんて誰がわかるというのか。
  • とはいえ日本の学バン文化ってかなり独特だと思うんですよね。優勝を狙うバンドはプロのアレンジャーにオリジナル曲作成を依頼して15分の演奏のために1か月程度集中して曲を作りこんでいくとか、他国でここまで力を入れているところってあるんですかね?
  • と考えると山野の功績って果てしなく大きいんだなあと、改めて思った次第。
  • というわけでお布施をしよう
  • あれ、最初と同じ話に戻った。

The 51st Yamano Big Band Jazz Contestについて

コロナ禍で延期となり、さらに史上初のオンライン&コンサート形式となった51st YBBJCが2/13,14に開催されました。

そして、同志社大学Third Herd OrchestraのNew Eraを聴いて震えたのでそのテンションのままサイト再開した次第。

 とりあえず演奏はこちらから。

 演奏聞いたら山野のクラファンにお布施をしよう。
その後、サドハドのクラファンにお布施をしよう。

 サドハドは一瞬にして目標金額達成したみたいですが、山野はなかなか厳しいみたいですね。学バンのOBなんて腐るほどいるでしょうから、上手い事アピールできればなんとかなりそうなもんですけど。

 ここまで書いたらとりあえずのサイト復活の目的は果たしたのであとは適当につらつらと。

  • コロナ禍で色々なイベントが出来なくなる一方、今回の山野みたいにオンラインで視聴できる機会が出来たのは、気軽に遊び歩けない身としてはありがたい面もあり。20年間サドハドファンをやっていたのに距離的な問題でラストライブは一度も行く事が出来なかったのですが、今回はオンラインでやるとの事なので初めてちゃんと聴けるのがとても楽しみ。
  • というか気がつけば20年もサドハドを追い続けているのか。要するに僕の人生の約半分はサドハドと共にあるわけですね。あと1,000年ぐらい生きればほぼ100%サドハドになるので頑張ります。
  • 今回のNew Eraといい、毎回エモい曲を見つけてくるなーと感心しきり。数年前に自前アレンジ方式を止めてプロのアレンジャーに依頼するようになってサドハド色が無くならないか心配したのですが、全くの杞憂で毎年「これぞサドハド!」という演奏が聴けるのが至福です。
  • 今回は、俺的にはもちろん優勝なのですが、欲を言えばいつものように15分間のステージを見たかったですね。今年の8月は無事に開催される事を願っています。

 

お引越し

辿り着いた先はアフリカではなくはてなブログだった…。

 

というわけで、約8年まるっと放置していたのですがなんとなく再開してみました。

もはや誰が見ているのかというレベルですが、お久しぶりのオーシマです。

 

もともとはこちらでビッグバンドのCDレビューやら日記を極めて適当に書いていたのですが、この度はてなブログに引越ししました。これでメモ帳でhtmlのタグをペチペチ打たなくてもいいんですね…。

 

この8年間いろいろありました。

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇が完成したかと思ったら色々あって公開延期したり。

あとは特に何もありませんでした。

そんな感じで日々を過ごしていたら、気が付いたら8年間経過していました。

 

ネット日記の文章の書き方を完全に忘れているのでしばらく手探りで進めます。

流行に乗ってブログデビューもしてみました。流行って日本語を理解出きていない可能性が高いです。

 

とりあえず今日はここまで。